平安

欲望に支配され安らぎのない心に[他人と分かち合おう]とする精神性を求める事は不可能であり、自利.見栄.傲慢.嫉妬.憎しみ.怒り.不満により.貧しい心を醸成してゆくのです…それによって業(カルマ)も深めているのです… 幸福(しあわせ)になることを望まない人…

尺度(心の物差し)

■諸行無常この世界は全てのものが常なく刻々と変化と生滅してゆき、変化生滅しないものは存在出来ないのですが、本質的無知(無明)であったり自分が実体的存在だと勘違いして自我意識に捉われたりしていると、自分にとって都合の悪い変化に苦しみ、自分にとっ…

超越

[超越]と聞くと、大概の人はスーパーサイヤ人にでもなる方法を教えてくれるように勘違いするでしょうが、超越とは[乗り越える]ことであり、苦や無明から超越する事であり、[超越]という刺激的な言葉ではありますが、六神通+αは具えてますが.生憎とカメハメ…

ガラパゴス化と美学

ガラパゴス化した観念を奉じ、偏った美学に支えられながら、取り残されてゆく姿は憐れでもある…硬直した社会からは、新しいものは生まれない…本来、2番煎じ.3番煎じの強みは価格という競技に於いてのみ発揮されるものだが、過っての日本の強みは.そこに高付…

大悲観

心 悠久の時の流れに溶け込み.安らいの園に憩いて. 歓喜の泉に依りて.甘露なる法水で喉を潤し.真理の美味を食む…言葉にする間さえ与えられずに.智慧は滾々と湧き出で. 叡智は自ずと啓かれる…無明を晴らし.カルマを浄め.根源なるものと合一する時.森羅万象は …

如来の心は如来のみぞ知る

如来の法(真理)は、憐れみにより…憐れむものは、無明なり…如来の法(真理)は、苦しみの消滅であり…苦しみの根源は無明なり…如来の法(真理)は、堅固な幸せ.涅槃であり…涅槃の道を閉ざすは、無明なり…如来の法(真理)は、覚醒(目覚め)であり…如来の法(真理)は、…

功徳と苦得(苦毒)

六界を 絵空世界に擬えて 稚児の脅しか区差別か 心は儘に 六道を彷徨う托鉢で辻立ちしていると、物事を感覚的.感情的.主観的.自我意識で捉える人から話しかけられて、その人の意に染まぬ時…地獄へ堕ちろ!と嘯かれることもある…笑単なる知的好奇心で質問して…

皆んな頑張れ

私にとってブログとは、頑張って生きている皆んなの姿に触れて.励みとし.歓びともする為でもあり、時たま.以前の相談者から元気や幸せを取り戻した近況報告を頂くと[幸せの三要素]の一階部分の存在性と.二階部分の相補性の多いなる多幸感に包まれます… コロ…

思想の荒野

社会というものは嘘や虚構を段階的.階層的に各集団.各組織に組み込み.振り分ける事により、一貫性を保とうとするものなのです…そしてそれを安定社会と命名してもいるのです…未だ過って.真実(真理.事実.現実.実相)を核心とした社会が築かれた例などなく、完全…

心境

元気が一番…平和が二番…三、四がなくて…お金は五番(御飯)…仙人様では無かりせば、飯を食べねば生きられず…話は変わるが、普段は食に関しては殆ど拘りがなく、幼稚園児ではないが. 海のもの.山のもの位を心掛けている…笑ら滅多にない事ではあるのだが、今日.…

お互い様とお陰様

世の中、政治家が選挙時には無責任に魅惑的な公約を掲げ、当選すれば忘れてしまう公約という[絵に書いた餅]のように、やがて金を儲けて金持ちになる事を夢見ながら[アスナロ]で現実には何ら実行しようとしない自覚のない人のように、自らは出来もしない欲望…

トレジャー.ハンティング

仏教とは[トレジャー.ハンティング]…つまりは土中に埋もれてる本物の黄金、大粒ダイヤモンドの原石を探しだす財宝探しだと思うんですよね…従って仏教徒とは[トレジャーハンター]なんですネ…でも本当の目的は、その先に在るんですけれどね…人は皆んな.心の奥…

頂乗仏教学舎

頂乗仏教学舎 霊験灼然 (れいげんいやちこ) (れいけんあらたか) 路傍の如来 如来品正師 多々方 路傍石 頂乗仏教学舎ブログへはこちらから頂乗仏教学舎ブログ https://bongteng.hatenablog.jp ラインブログ https://lineblog.me/bongteng/ 如来品正師.多々…

仏教の教えとは.

毎度おなじみのフレーズではありますが、皆、幸せになりたくて生きています…不幸になりたくて生きている人など居ないのですから…。世の中には[俺なんか幸せになんてなれないし.別に幸せになりたいとも思わない…]と言う天の邪鬼な人でも、苦行してる自分を誇…

幸福(しあわせ)の三要素

世の中、何処を眺めて見ても.この幸福(しあわせ)という言葉で満ち溢れて居るが、凡そ真に幸福(しあわせ)な人に出逢った事がない…貧しい人は自分が幸せでないのは、お金がないからだと誤解しているし、お金持ちは.お金持ちで.金の事を始めとして汎ゆる物事に…

真の仏教は廃れず

日常から仏教はその姿を消しつつあり、今では仏教(=イコール)葬式と連想されるか、霊や超能力やご利益を謳う新興宗教劇団やカルト集団に都合よく摘み食いされたり、そんな中でもお釈迦さまの生の声を多く留める真聖な経典を保持する上座部仏教系の[スマナサ…

如来降臨

楽と不楽を共に捨ていと涼やかに依着(いちゃく)なし全ての世界に勝てる雄者(おさ)それを如来と我れは説く… 快と不快を共に捨て人間界の縛を捨て 天界の縛をも乗り越えて全ての縛から解き放たれしそれを如来と.我れは説く ■勝利への道真の勝利への道を如来は…

愚かさの根源

全ての愚かさの根源は無明(無知)であり.誤解であり.錯覚である…自らが.自らの依り処となり、真理(真実.事実.現実.実相)を灯火とし、無明の闇を晴らして.愚かさの根源を打ち破ってゆきましょう…道は私達.一人々々が自ら歩まねばならないものなのですから…人間…

生前取得と生後取得

最近は世俗諦ばかりを取り上げて来たので、たまには久しぶりに勝儀諦(大悟)を取り上げて見ようと思い立った…お釈迦さまも勝儀諦に関しては苦しみの消滅や平安.幸福の生成に直接に役立つものではなく、聖者の教えは.その掌に何も隠すものはないと仰っては居て…

仏心

「人の心のその奥に 仏も住むが鬼も住む」仏心とは大慈悲心の表象であり、鬼心とは自我に捉われし煩悩(存在欲)の表象である…人はその努力.意志.信念.知性により、仏にも鬼にも変幻自在な存在なのです…得体の知れない神様や.妄想的な仏様が救ってはくれはしな…

思考は苦を捏造する

無明(本質的無知)の闇の中を.盲目的に.手探りで暗夜行路を歩くが如き[思考]は、先入観.思い込み.錯覚.感覚.感情.欲望.既成概念.通説.伝聞.自己暗示.染脳(洗脳).自我意識などにより、在りもしない苦(ドゥッカ)を.自ら捏造している…因みに、世の中で言う[無思…

権威と風格

日本人が[仏教]と聞いて先ず.思い起こすのが[死]であり、葬儀.法要.檀家などの葬式仏教ではなかろうか…しかし残念ながら.その何れも本地垂迹や神仏習合による汚染と民間習俗の影響であり、決して仏教の教えでも儀礼でもなく、また由緒と歴史を誇り.静かなた…

仏教は超.現実主義

真の仏教を理解する上で、先ず必要であるのが.お釈迦さまは現実主義者で在られたという事ではないでしょうか…現代でも多く見受けられますが、お釈迦さま在世.当時は無明と迷信が溢れ返り、中でもバラモン教という得体の知れない神仏への信仰が.権威と歴史を…

目覚め.乗り越え.解き放て.

目覚め.乗り越え.解き放て… 閃きとは、気付きを言い. 捨離とは、捨て離れるを言う… 目覚めるとは、覚醒を言い.乗り越えるとは、超越を言う… 軛(くびき)とは、束縛を言い.解き放たれるとは、解放を言う… 本質的無知とは、無明を言い. 無明の闇を照らすとは、…

あたり前田のクラッカー

世間の多くの人は[当たり前の事]を当たり前とは思わず…[当たり前でない事]を当たり前だと思って暮らしているのです…ですから何時も[当たり前の事]で泣いたり.苦しんだり.悩んだり.怒ったり.悲しんだりしながら[当たり前ではない事]で笑ったり.興味をそそられ…

十二因縁

資本主義社会.物質文明の真っ只中を生きている現代人は.好むと好まざるとに係わらず、感覚.感情.情緒.主観.自我意識につけ込む.所有の次元の事物への欲望(金欲.財欲.物欲.色欲.知識欲.情報欲.地位欲.権威欲.名誉欲.権力欲.健康欲.長寿欲.…)を煽る.偏り.如何…

承認欲求(自己顕示欲)

大衆や社会から承認されたい.認めて貰いたいと過度に思うのは、本当は自分に自信がない証であり、他人や社会からの承認や是認により不安を取り除きたいと欲しているのである。しかしそうした無明の闇を、無明(本質的無知)な大衆や.偏り.歪んだ社会から承認さ…

存在

存在何れは朽ち果て、消え去る我が身かな…笑って生きるも一生ならば、泣いて生きるもまた一生なり…諸行無常を覚り.欲望から離れ自由と喜びに満たされて生きるも一生ならば、欲望に身を焦がし.空しさと失望の内に消え去るもまた一生なり… 何れは朽ち果て、消…

運不運

世界は常なく変化生滅しながら流れゆく…そこには幸運も不運もなく、ただ捉える者が.その都合によって分別しているに過ぎない…万事は.そうそう何時々々も思い通りに運ぷべきもないものであるのに、それを受け入れる事が出来ない無明さが不運なのであり、そう…

一信懸命

それが例え.愚かな先達が興した偏った信仰であったとしても盲信することなく、信念を以って懸命に一信するならば心の平安を得ることが出来る…それが.無明の闇を晴らし、目覚め覚醒し、乗り越え超越し、解き放たれ解放され、真理を依り処(精神的支柱)とする頂…