2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

無明(本質的無知)

⚫信仰と宗教 信仰とは本質的には[盲目的][情緒的][麻薬的]なものであり、人間の持つ弱さ.怖さ.無明.妄迷さを深めさせ、真理から遠ざけてゆく性質のものなのです… もし信仰をもつ人が[これは私の信仰です]と述べる限りに於いては.その人は真実を保有している…

一切皆苦〈因縁起果報〉

仏教が嫌厭される大きな原因として[苦]と[死]という2大テーマに対する間違った認識があるのではないだろうか... 幸せに生きたい...幸せになりたいと願いながら.懸命に生きている人達にとっては耳障りな言葉が.これでもか!これでもか!と現れてくるものだか…

喜びの見つけ方

井上陽水の昔の歌に[都会では自殺する若者が増えている〜♪]と言うのがあったが.若者の衝動的な自殺や.昔だったら狂喜なカルト集団の儀式のような前途ある若者の集団自殺のニュースに.よく御目に掛かる… 合掌.黙祷①人は誰でも喜び.愉しみ.多幸感を求め欲しな…

頂乗仏教とは…

路傍の如来は、何故?所属する宗派の教説や、その教えの内容が随分と近い上座部仏教でもなく、頂乗仏教を説くのかと偶に聞かれる事がある…先ず繰り返しの話しではあるが、現存する多くの仏教経典の内、釈迦尊(ブッダ)の真実の教えを色濃く遺し.伝えてる経典…

頂乗への道

各部派.各宗派への無明.偏り.囚われ.拘りから… 目覚め(覚醒).乗り越え(超越).解き放つ(解放)… 至高で頂乗なる仏教への道…放逸と不放逸 ⚫放逸とは…自分勝手で.気ままな事. 集中力を欠き.散漫で.気付けない事 ⚫不放逸とは…集中と気付きがある事 法句経(ダンマ…

天地の理法

膨大なるエネルギーの悠久なる流動こそが.この世界の実相であり、エネルギーの流動には始まりも終わりもなく、生じるものも死滅するものもなく.全ては変化してゆく悠久なるエネルギーの流動を分断.分別して捉えているだけに過ぎず、唯、現れては変化して消え…

俗事に感けて.仏事を疎かにするなかれ

⚫お釈迦様(ブッダ)が説きしは.覚醒への道であり.妄迷への道ではない.実存の錯覚の滅尽(諸行無常)⚫お釈迦様(ブッダ)が説きしは.宗教(宗ねとなる教え)であり.信仰ではない.❖信仰とは妄信(信心)することであり、物事が本当には見えていない盲目的な行為である。…

自他同時

[所有の次元の事物]とは生存に必要なものですが、決して[所有の次元の事物]を得る為.守る為.増やす為を目的として生きる理由ではなく、存在の継続に必要不可欠なものを欲する本質的な意志が、存在の為の手段として便宜的で.付随的な欲望を[所有の次元の事物]…

有無同然

無ければ無いで.楽しく生きられる人は.有ればあったで.更に楽しく生きられる…有れば有ったで.悩み苦しむ人は.無ければ無いで.更に悩み苦しむ…有るとか無いとかは本当は関係ないのさ.愚かな人は雨降れば.雨が降ってると憂い.風吹けば.風が吹いてると憂う…天気…

洗脳(染脳)の罠

社会には[欲望の罠]が張り巡らされています.それを自覚する事も気付くこともなく、欲望の趣くままに.無明の闇の中を盲目的に手探りで歩いてゆく如く.無警戒で生きてゆけば必ず人はドゥッカ(苦.悩み.心痛.悔い.迷い.哀しみ.弱さ.脆さ.儚さ.空しさ.実質のなさ.…

悉有仏性

何分、勤行と托鉢の合間を見て執筆しているので、湧き出る新しい着想に執筆が追い付かず、書き掛け.執筆途中.下書きばかりが溜まってゆく….xx 最近は富に仏教の枝葉ばかりを題材としている感もあり、畢竟.お釈迦様の説かれる仏教の根幹に今一度.フォーカス…