2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

清濁

清濁も一如なりて、心の表裏一面の分別に如かず 清濁併せ呑むは.器量(度量)を要するものだが、当今は清濁を使い分ける者を.優れしと嘯く.小賢しき者多し.... 清濁を使い分ける者とは、表では立派な事(プラパンチャ・戯れ言.能書き.綺麗事.観念.空論)を宣いな…

如来品正師 多々方路傍石語録ー12

スピノザ スピノザは、大自然こそ神であると言った それは神の存在性を.畏れ.敬い.感謝する対象として定義し、願い.縋り.命令.差配する存在性を否定したのであり、相補性により成り立つ現象的存在として.他の全てへの感謝.畏れ.敬いを説く仏教とも合一した真…

価値観(心の本音)

価値観 価値観とは人それぞれ千差万別のものであり、尊重されうるべき人間存在の宝玉どあるとも言えるのです…子供は玩具や遊びの中に.この上のない楽しさや喜びという価値感を見い出し、時間も忘れて没頭し至福の時を過ごすものだが、年齢を重ね自我が芽生え…

路傍の如来 多々方路傍石 語録-11

葬儀によって.何ら死者の救いは得られぬ葬儀により成仏するのではなく、その人の徳性によって、成仏もすれば輪廻もするのである。葬儀とは世俗的な儀式であり、仏事とは無関係な事柄なのである。神仏が人々を救ってくれるのではなく、自らが宿す神仏(神性.仏…

如来品正師 多々方路傍石語録ー10

お互い様とお陰様◆如来品正師 多々方路傍石 語録 他人様を 馬鹿だ阿呆だと 罵るならば 罵る方が 馬鹿阿呆らしい。 拙僧も 口に出さねど 馬鹿阿呆らしい日本人なら.凡その人なら知っているだろう 「平家物語の冒頭部分」 祇園精舎の鐘の音、 諸行無常の響きあ…

三毒の解毒剤

煩悩とは何ぞや、 これ[百八つ]とも[数千]とも言われしが、 是れ、唯、[存在欲]に収束せり。 人を悩ませ.苛み.苦しませる.ドゥッガへと陥らせる元凶….無明なるが故に.湧き出で.また染入るアーサバー(汚穢)とは何ぞや、 これ煩悩の渇望に従いて欲を生じさせる…

臨終シュミレーション

生死は一如なり 生あれば.死あり 死あれば.生あり 死により.生に価値を見出し 死なき.生は苦なり愚かな人達は、知っいるという事と、理解しているという事が全く違う事に気付けない。 知っていると錯覚していて.その実.何も理解していないから、物事すべてが…

一切は存在欲

煩悩の欲求に幾ら応えた処で、更なる要求をしてくるだけで、決して満たされ.足りる事などないのです… 逆に.煩悩の要求を抑制しコントロールしてやれば、風に波打つ湖面の如き心は.次第に鎮まってゆき.心は鏡面の如く澄み渡り、自ずと真理(真実.事実.現実.実…

無責任社会

無責任社会 昨今の災禍を見ていて、痛感するのが責任の所在を曖昧にして責任転嫁したり.明らかに人災であるにも関わらず想定値を超えた想定外な天災だと総括しようとする責任感の欠如を感じずにはいられず、この無責任な社会が、クレーマーなど無寛容な人々…

如来品正師 多々方路傍石語録ー9

お互い様とお陰様◆如来品正師 多々方路傍石 語録 昨今の阿呆な若者は、自分は得体の知れない神仏など信じないから、宗教など無関係だと嘯くが、信仰心の喪失と共に宗教観をも喪失させる。 人間なんて存在は.自分独りの力では.一瞬たりとも生きる事など出来な…