応急処置と根治治療

これは言い換えれば.宗教と信仰との関係性と本質についての正しい理解でもあると言えるのです…それを認識して頂くためには.先ず現在の多くの日本人が持っている[宗教]の概念を.改めさせて頂かねばならないのですが.現実を直視すれば.多くの方がお持ちの宗教…

向上一路千聖不伝学舎労形如猿捉影

依り処 アーナンダよ.今でも.私の死後でも.此の世で自らを島とし.自らを頼り(依り処)とし他人を頼り(依り処)とせず.法を島とし.法を拠り処として他のものを拠り処としないで在る人々がいるなら彼らこそ修行者として最も涅槃(ニルヴァーナ)に近い境地にある者…

マスクを外せない日本人

マスク依存症と新興宗教依存症とは同根そこに在るのは[外す(無くす)恐怖感心]なのです…しかし冷静に捉えるならば.マスクをしようが.手消毒や.うがいをしようが.外出を控えようが.ワクチンをうとうが.罹患する人は罹患するし.死ぬ人は死ぬのだから…だってコロ…

路傍の如来

仏教の最高峰 頂乗仏教学舎 ❨こよなき堅固な依り処❩ 人々を堅固な喜び.幸福.平安.満足へ導く 如来が説く真の仏教(頂乗仏教) ❴捨離❵❴覚醒❵❴超越❵❴解放❵❴真理❵❴大悟❵❴涅槃❵ 目覚め ! 乗り越え ! 解き放て! 霊験灼然 神通自在 ◆お互い様とお陰様◆ 生きとし生…

祈 り

日々是好日人々が良い一日を過ごしますように…世の中が平和でありますように…衆生(人々.生きとし生きるものたち)が、幸せでありますように…衆生(人々.生きとし生きるものたち)の、悩み苦しみが無くなりますように… 衆生(人々.生きとし生きるものたち)の、願…

ストレス社会

経済的に豊かになり.物が溢れ.良い悪いは別にして知識や情報は湯水のように垂れ流され.科学や技術も高度に発達し.便利で快適な生活を実現したかに見える現代社会は、一方では歪んだストレス社会を造り出し.多くの心が病んだり.傷んだ人々を生み出す結果とな…

所有の輝き.存在の輝き

「 珠.磨かざれば光(輝き)なし」人よ.所有物により.輝こうとするは愚かなり… それって貴方の輝きではなく.所有物の輝きでしかないのですから…無明な人を誑かす事は出来ても.眼ある人は謀れないのですから…人よ.その存在により輝け…パンツ一丁であったとして…

幸せとは…

如来は路傍の幸せ売り…[麗らかな春の日差しに照らされて 歩くが如き 歓びの日々] 路傍の如来 多々方路傍石「愚か者は.幸福を願い求めながら、いつも幸福を取り逃がす…」[人の身に生まれるのは難しく…今.命あるは有りがたし…正しい法を聴くのは難しく…如来の…

涅槃(ニルヴァーナ)への道

●涅槃(ニルヴァーナ)への道欲望や不満.愚痴.憂い.哀しみ.怒り.苦悶といった煩悩は、自分の利得を渇望する処から生じているのです…それを正しい修養を通じて[諸行無常]の真理を覚り.この大宇宙には永遠普遍の実体も[私]という実体的存在もない事を覚らるべき…

一水四見

お釈迦様の言葉 物事は心に基づき.心を主とし.心によって造り出される…もしも汚れた心で話したり.行ったりするならば.苦しみはその人に付き従う.荷馬車を引く牛に.車輪が付いてるゆく如く… 物事は心に基づき.心を主とし.心によって造り出される…もしも清らか…

欲望の充足.心の充足

世俗の人が喜びだと言うものを.真理を見透した如来は苦しみと言う…世俗の人が苦しみだと見るものを.真理を見透した如来は喜びと言う…どちらも.充足(満足.喜び)を求めてゆく道なのに[心の充足]と[欲望の充足]とは.実は真逆の方向の道であり.しかも[心の充足]…

負のスパイラル

●負のスパイラル 人生とは平坦な道ばかりではなく.山もあれば谷もあるものです… そして折角の人生.平坦な道ばかりを歩いているのも又.苦(ドゥッカ)でもあり.それは飽き.変化のなさ.刺激のなさ.感動のなさ.顕貴(ときめき)のなさなども.苦(ドゥッカ)に他ならな…

正 見

人、ひとたび正見を得て覚醒すれば草木山河.目に映るもの全ては清らかにある…心が清らかにあれば.その赴く処.自ずと何処も清らかなり…世界はひとえに人の心の在り方次第…穢れて醜いものだと感じる人は.穢れて醜い処ばかりに目が向き…素晴らしいと感ずるなら…

如来の出世

私たちの生活を大きく一変させて、社会.経済.娯楽.教育.文化.芸術.思想に至るまで深刻な影響を与え続けています…当たり前にあったものが脆くも崩れていくような怖さ.不安.ストレスを多くの人達が強く感じながら毎日を過ごしています…社会的距離を保つことは…

承認と期待

最大の味方であると共に…最大の敵でもあるもの…それは自分なり…世の中の毀誉褒貶に、塗れず.気を取られず.惑わされず.捉われず.拘らず.執着せずに.在るがままに.善の法香を放ち続ける… 多くの人は毎日の生活の中で.或いは仕事の中で[私のこの努力を人に認め…

プラパンチャ(戯れ言)

如来の前に如来なく.如来の後に如来なし… 真理の法は一法なれば...一因に縁らず.一法に立せず…然し明々歴々.一因一法を晦まさず...仏教とは偏った極端な修行を避けるよう戒めています…その一端は怠惰な道であり.もう一端は苦行の道です… しかし中道とは苦行…

ドゥッカ(不安定)とスカ(安定)

生きるとは不安定さ(ドゥッカ)からの安定化(スカ)運動であると言え、この不安定さ(ドゥッカ)からの安定化(スカ)運動が、幸せや喜びを欲するのです…この安定.幸せ.安楽.喜びを意味するスカ(sukka)とは、車輪(チャクラ)の軸穴を意味し、良く造られた軸穴(スカ)…

宗教と宗教観

宗教と宗教観言うなれば.ここが仏教の真骨頂でもあり.仏教を仏教たらしめている処でもあるのですが.ここが一番.理解し難い処でもあると言え.その為に多くの仏教を称する低次元な異端の教えを生み出してきた所縁でもあるのです…宗教と宗教観とは本質的には天…

拠り処(精神的支柱)

人は自らが.自らの主人であり.それより高い処から人の運命を差配したり審判するような神.仏などの絶対的な存在や力などなく…人は自らが自らの拠り処となり、他のものを拠り処とするなかれ…法(真理.法則.仏法)を自らの拠り処とし、他のものを拠り処とするなか…

今も昔も.そして将来も、社会には.汎ゆる罠が張り巡らされていて、そうと気付かずに無闇.迂闊に近づくと、騙されたり.大切なものを搾取されたりする事になるので、気を付けてなければいけないと、お釈迦様も仰っています… お釈迦様が説かれた十二因縁(十二縁…

末法思想

仏教の[末法思想]について.どう読み解くかが重要なのではなかろうか… 世の中で盛んに末法思想を叫ぶ人達は、釈迦尊(ブッダ)の教えはもう古臭くて時代にそぐわないものだから.何たらと[あっちの水は苦いぞ.こっちの水は甘いぞ-]と末法思想を歪曲して捉えなが…

妄想癖

人がもし妄想から離れることが出来たならば.苦しみはその人から離れ去る… 莫妄想(まくもうぞうー妄想するな)という禅語もあるように.妄想とは今という大切な時間を浪費させてしまったり.今やるべき事.今考えるべき事を蔑ろにしてしまったりするものなのです……

輪廻の替歌

[千の命になって] 千の風になって 替歌 私のお墓の前で 泣かないでくださいそこに私はいません 成仏なんかしてません輪廻の流れを 因果律に沿って激しい流れの中を 転生しています 秋には虫になって 畑を食い荒らし冬は腹を空かせた 小さな猫になる朝は鳥に…

四苦八苦

お釈迦様は人生とは四苦八苦の中にあることを直視され.何故苦があるのか.どうすれば苦から脱却できるかを追求された方でもあるのです… 世の中には苦が確かにある…しかし苦があるからこそ楽もある…それに明確に気付いた瞬間から.今まで怖れ.忌み嫌って自らが…

祈 り

皆さんが良い一日を過ごしますように…世の中が平和でありますように…衆生(人々.生きとし生きるものたち)が、幸せでありますように…衆生(人々.生きとし生きるものたち)の、悩み苦しみが無くなりますように… 衆生(人々.生きとし生きるものたち)の、願い事が叶…

神秘と不思議

不思議(ワンダー)と神秘(オカルティズム)という言葉は混同して捉えられがちですが、似て非なる真逆で対極的ものなのです…不思議(ワンダー)とは不可思議の略語であり人間が[思議し得ない]ことを指すのであり、つい近代に至るまでは.生命を生み出した大いなる…

教祖と信者

宿したる真夏の日差しを温もりに無明の闇を 晴らすが仏道 作為的なマスゴミの情報に翻弄されぬよう日頃あまり気にもしないのだが、[教祖と信者]という関係性を女性アナウンサーと按摩師の夫の関係性とに重ねた記事見出しに目を止めた…何かとストレスが掛かる…

価値観

心の中を探してごらん…仏も住めば、鬼も住む…極楽浄土も.地獄の闇も.心の中に啓くもの… 人それぞれに価値観があり.人それぞれに生き方があります…民主社会である日本でも.男であれ女であれ.それは法治や公序良俗を侵さない範中において何を信じ.何を嫌い.何…

祝福の啓示・滅亡の序曲

【 祝福の啓示・滅亡の序曲 】 路傍の如来 多々方路傍石 伝説 諸国を行脚し.猛暑の夏.寒中の冬も厭わず托鉢.辻立ちの幾星霜の日々… 縁あって上野不忍口を[心の沐浴場]と定め.右方には暮らし貧しき者達が群れ.左方には心の貧しい者達が行き交う.辻に立ちて凡…

三学と三毒

仏教で自ら修めてゆく三学を戒定慧(自戒.禅定.智慧)と言い、自ら拭ってゆく三毒を貪瞋痴(貪欲.瞋恚.痴愚)と言います…この二つは功徳と苦毒という真逆な果報へと通じてゆく重要な項目なのです…両者の関係性は、煩悩(存在欲)の渇望により生じる三毒(貪瞋痴)を…