2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

幸せに条件付けをしない

例え今がどうであれ、こうであれ、在るがままに幸せなるを知らず。 幸せを味わうのに条件付けは要らない.在るがままに幸せなのだから。 幸せの条件付けをしたがるものは[今は.ああだから、こうだから幸せを感じられない]とか[あれが有れば.これが有れば幸せ…

極楽浄土

極楽浄土が本当に在るのかと問われるならば答えは「実在」であり、言い換えるならば涅槃(ニルバーナ)の境地こそ極楽浄土なのだと言え、不確かな実証の出来ない彼の世の極楽浄土や阿弥陀仏が無責任に約束するとしたような妄想の類でも信仰などではなく、今生…

菩薩と如来

「よく調いし、その身こそ仏なり」 「神仏も悪魔も鬼も外に居ず、人の心の中に在り」 「菩薩」(bodhisattva)「如来」(tathagata)とは何であるのか。 【菩薩とは】 菩薩とは菩提薩埵(ボーディ・サットヴァ)の略であり、「完成へと向かう修行者」の意であ…

洗脳と染脳

洗脳と染脳とは真逆な性質のもの 洗脳とは本来は、誤った見解・思想・観念などの邪見や無知による誤解や錯覚や心の汚れなどを洗い浄め、頭の中に積み上げごみ屋敷化した情報や知識や思い込みや既成概念や主観を廃棄、洗浄し、新たに正しい真理や有益な知識を…

相対的幸福と絶対的幸福

幸福には[相対的な幸福]と[絶対的な幸福]とがあります… 相対的な幸福とは.他と比較して自分のほうが優れているとか.今のほうが恵まれているというような主観的.感覚的.感情的.記憶.情報.知識.妄想による喜び.快感.幸福感などを味わう本質的には無常な苦(ドゥ…

妄縄自縛

人は在りもしない縄を妄想し、自らを縛りつけ苦しみ悩み迷い悔やみ恐怖し争っている。枯葉のざわめきを魑魅魍魎と恐怖し、有りもしない敵を捏造し、根拠なく自惚れて自らを高く見せようと飾り立て、これから切り開く道が既に引かれて居たりする。一休宗純は…

諸悪と苦しみの根源(無明)

問題の本質や秘密や原因を等閑にしたまま深く思慮する事もなく、他愛のない理想論を語り、そんな自分に酔っ払っているような人をよく見かけるが、理想と現実とのギャップにより生み出されるものはドゥッカ(不安定・不完全・苦・悩み・空しさ・怖さ・弱さ・…

如来品正師.多々方等正覚語録.その5

【如来品正師 多々方 等正覚 語録】 <諸悪の根源> 問題の本質や秘密や原因を等閑にしたまま深く思慮する事もなく、理想論を語り、そんな自分に酔っ払っているような人をよく見かけるが、理想と現実とのギャップにより生み出されるものはドゥッカ(不安定さ…

仏道の階梯

仏道に於ける修養とは八正道の実践であり、八正道の実践を欠いた仏道などと主張するものは実は仏道ではないと言えるのである。 八正道の同時進行的な実践の上に、四聖諦・因果律(十二縁起)・五集合要素(五蘊)・業(カルマ)・再生(サンサーラ)・無我(…

仏道の実践

仏道の実践とは、誰でもが何処でも何時でも何をしていようが日常生活の中で実践してゆけるものであり、そう在らねばならないものであり、別段に仕事を辞めたり、剃髪し山深く人里から離れ隠棲したり、山門を叩かなければ実践できないものでも達成できないも…