2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

真の仏教は廃れず

日常から仏教はその姿を消しつつあり、今では仏教(=イコール)葬式と連想されるか、霊や超能力やご利益を謳う新興宗教劇団やカルト集団に都合よく摘み食いされたり、そんな中でもお釈迦さまの生の声を多く留める真聖な経典を保持する上座部仏教系の[スマナサ…

如来降臨

楽と不楽を共に捨ていと涼やかに依着(いちゃく)なし全ての世界に勝てる雄者(おさ)それを如来と我れは説く… 快と不快を共に捨て人間界の縛を捨て 天界の縛をも乗り越えて全ての縛から解き放たれしそれを如来と.我れは説く ■勝利への道真の勝利への道を如来は…

愚かさの根源

全ての愚かさの根源は無明(無知)であり.誤解であり.錯覚である…自らが.自らの依り処となり、真理(真実.事実.現実.実相)を灯火とし、無明の闇を晴らして.愚かさの根源を打ち破ってゆきましょう…道は私達.一人々々が自ら歩まねばならないものなのですから…人間…

生前取得と生後取得

最近は世俗諦ばかりを取り上げて来たので、たまには久しぶりに勝儀諦(大悟)を取り上げて見ようと思い立った…お釈迦さまも勝儀諦に関しては苦しみの消滅や平安.幸福の生成に直接に役立つものではなく、聖者の教えは.その掌に何も隠すものはないと仰っては居て…

仏心

「人の心のその奥に 仏も住むが鬼も住む」仏心とは大慈悲心の表象であり、鬼心とは自我に捉われし煩悩(存在欲)の表象である…人はその努力.意志.信念.知性により、仏にも鬼にも変幻自在な存在なのです…得体の知れない神様や.妄想的な仏様が救ってはくれはしな…

思考は苦を捏造する

無明(本質的無知)の闇の中を.盲目的に.手探りで暗夜行路を歩くが如き[思考]は、先入観.思い込み.錯覚.感覚.感情.欲望.既成概念.通説.伝聞.自己暗示.染脳(洗脳).自我意識などにより、在りもしない苦(ドゥッカ)を.自ら捏造している…因みに、世の中で言う[無思…

権威と風格

日本人が[仏教]と聞いて先ず.思い起こすのが[死]であり、葬儀.法要.檀家などの葬式仏教ではなかろうか…しかし残念ながら.その何れも本地垂迹や神仏習合による汚染と民間習俗の影響であり、決して仏教の教えでも儀礼でもなく、また由緒と歴史を誇り.静かなた…

仏教は超.現実主義

真の仏教を理解する上で、先ず必要であるのが.お釈迦さまは現実主義者で在られたという事ではないでしょうか…現代でも多く見受けられますが、お釈迦さま在世.当時は無明と迷信が溢れ返り、中でもバラモン教という得体の知れない神仏への信仰が.権威と歴史を…

目覚め.乗り越え.解き放て.

目覚め.乗り越え.解き放て… 閃きとは、気付きを言い. 捨離とは、捨て離れるを言う… 目覚めるとは、覚醒を言い.乗り越えるとは、超越を言う… 軛(くびき)とは、束縛を言い.解き放たれるとは、解放を言う… 本質的無知とは、無明を言い. 無明の闇を照らすとは、…

あたり前田のクラッカー

世間の多くの人は[当たり前の事]を当たり前とは思わず…[当たり前でない事]を当たり前だと思って暮らしているのです…ですから何時も[当たり前の事]で泣いたり.苦しんだり.悩んだり.怒ったり.悲しんだりしながら[当たり前ではない事]で笑ったり.興味をそそられ…

十二因縁

資本主義社会.物質文明の真っ只中を生きている現代人は.好むと好まざるとに係わらず、感覚.感情.情緒.主観.自我意識につけ込む.所有の次元の事物への欲望(金欲.財欲.物欲.色欲.知識欲.情報欲.地位欲.権威欲.名誉欲.権力欲.健康欲.長寿欲.…)を煽る.偏り.如何…

承認欲求(自己顕示欲)

大衆や社会から承認されたい.認めて貰いたいと過度に思うのは、本当は自分に自信がない証であり、他人や社会からの承認や是認により不安を取り除きたいと欲しているのである。しかしそうした無明の闇を、無明(本質的無知)な大衆や.偏り.歪んだ社会から承認さ…