真の仏教は廃れず

日常から仏教はその姿を消しつつあり、今では仏教(=イコール)葬式と連想されるか、霊や超能力やご利益を謳う新興宗教劇団やカルト集団に都合よく摘み食いされたり、そんな中でもお釈迦さまの生の声を多く留める真聖な経典を保持する上座部仏教系の[スマナサラ教]は随分と頑張っていると思います…
しかし日常世界から姿を消しつつあるのは.仏教を称する歴史と権威に辛うじて支えられて来た信仰集団(団体)であり、寧ろ現代科学(物理学.理論物理学.天文学.精神科学)や近代思想.最新哲学などの世界では、お釈迦さまが凡そ2500年前に実践的に発見され.実証され.説かれた仏教思想や仏教理論を核心とした真理(真実.事実.現実.実相)への道を歩み始めているのですから…
諸行無常なこの世界…物事は口伝であれ書物であれ、人から人、時代から時代へと伝わってゆく間に、真実や本質から離れ.歪んでゆくものであり…それは遊戯に[電報ゲーム]というのがありますが、最初の[白い花]という伝文が.幾人かの間を経てゆく内に[黒い豚]に変わっていってしまうようなものであり、如来の出現も又、そんなお釈迦さまが説かれた真理の教え[仏教]が歪み.変質し.衰えた時…天地自然の理法(法則)に遵って出現するのです…
それ故に.頂乗仏教学舎は、宗教の最高峰でもなく.信仰の最高峰でもなく、仏教の最高峰であるのです…