❖凡僧は道におもねり.愚僧は道に惑い. 名僧は道を造り 如来は道を正す
❖暮らし貧しくとも 心.貧しくなるなかれ
生まれ賎しくとも 心.賤しくなるなかれ
暮らしは質素にあり..心は豊かな者となれ
暮らしは静かにあり..心は躍るものとなれ
社会の灯火は消え去れど.心の灯火は消すなかれ
我れを褒め..他を貶むる者にはなるなかれ
身を慎み、言葉を慎み、心を慎む者は、果報を得る道なり。努め励まん。
❖人の心のその奥に..仏も住むが鬼も住む
仏は慈悲に出現..鬼は貪欲に出現する
六根の六境への執着と誘惑を.悪魔の罠と知り、制御するは神仏にも勝るものなり
❖積善の家は栄え..積不善の家は滅ぶ
積善の者は報われ、積不善の者へは魔が忍び寄る…
水が一滴ずつ滴り落ちるならば水瓶でも満たされるが如し。
水を少しずつでも集めるように善を積むならば、やがて福楽に満たされる。これ天地万象の理なり。
❖この世をば 修行の場とぞ 心得るて 功徳を積みて 生きるが仏道
この世をば修行の場なりと定むれば、煩悩携え生まれしを合点
❖「今を生き 今を喜ぶ 者となれ」
「情け無し 感謝持てずば 情け無し」
「自利願い 仏像拝みて 仏を拝まず」
「拘りに 生きる無明に 自爆(自縛)せり」
「無慚なる 恥を知らずや 自我の鬼」
「瘦躯ひとつ 拘りもなく足るを知りて 四徳心 平安に生き 寂静に死す」
「身ひとつで 拘りもなく足るを知りて 無一物 彼の世に運ぶは 業(カルマ)と因縁」 ※カルマ=形成力
❖死という峠を目指して歩むこの道を、
笑って生きるも一生、泣いて生きるも、悩んで生きるも、怒って生きるも一生なれば、楽しく生きた者の勝ち
人生…雨降る日あれば、天気の日もあり、
風吹く日あれば、そよぐ日もあり、
山があれば、谷もある、
雨に動ぜず、風にもに動ぜず、
山にも谷にも、動ずることなく、
天気の日にもまた動ぜず、
ゴールへ向かって一歩一歩と踏みしめて
❖銀も黄金も珠も何せむに 勝れる宝 人徳に及かめやも
子を財と執するは愚かにて 親は人徳の師匠たれ
❖鈴の音の 仔猫の声に 癒やされて
親猫のギャングの如き ドラの声
❖野良猫よ いつまでも在ると思うな 我 れと餌
❖「心、心と言うなかれ 、
心がなにかも識らずして」
❖沙弥(しゃみ)がさえずる ヒバリの如く ピーチクパーチクやかましく
とんびが呟く 無思考に 鯉が水中を世界だと勘違いしてる如く
お山の定めに随いて
自縄とタガとに縛られて.真理に向かう道から逸れて
不毛で盲目的な系譜を紡いでく
真実とは とんびが鷹を生むが如く 鯉が滝を昇りて龍となる如く
❖如来品正師 多々方路傍石 語録
人生を変えたければ、運命を変えなさい
運命を変えたければ、性格を変えな
性格を変えたければ、習慣を変えなさい
習慣を変えたければ、行動を変えなさい
行動を変えたければ、言葉を変えなさい
言葉を変えたければ.考え方を変えなさい
考え方を変えたければ.豊かな心を育てなさい
人生は、運命によって造られ
運命は、性格によって造られ
性格は、習慣によって造られ
習慣は、行動によって造られ
行動は、言葉によって造られ
言葉は、考え方によって造られる
運命を変えるとは、考え方を変える事
自我の妄想から目覚め
貧しい心を 乗り越える事
◎宿命と運命について
宿命とは[宿された命]を言うのであって、[もっと善い家に産まれたかったとか、男に生まれたかったとか、金も要らなきゃ女も要らぬ.私ゃも少し背が欲しい…とか]今更、どうしようもない.変えられないものを指すのだが、運命とは[運ぶ命]を言うのであり、時空.性格.意志.考え方などで何れも変えて行けるものなのです。
言わば白隠禅師の「讃歎随喜する人は、福を得ること限りなし」の如し。
福が来たから喜ぶのではなく.喜ぶから福が来るのであって、不幸が連鎖するのも悩むから連鎖するのだから。