幸せへの願い

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世界中には信仰と宗教が沢山ありますが、2500年前..お釈迦さま在世の当時はバラモン教(現在のヒンデュー教)を中心として迷信と妄想と無明(無知)の闇に満ち溢れていました…
そんな時代に於いて、真理(真実.事実.現実.実相)を理解され.真実を説かれた.唯一の教えこそ、仏教なのです…
皆さんは、宗教というと.得体の知れない神や仏や超越的な能力者.預言者への信仰だと勘違いして、多少は現実が見え認識できる現代人は、幸せ(安定)に生きる為の.宗(む)ねとなる教えである仏教をも毛嫌いしたり.宗教アレルギーを起こしたりして.堅固な依り処(精神的支柱)を失ない.糸の切れた凧のように.世間の風に翻弄されながら盲目的にそして不安定に生きているから、苦や不満(ドゥッカ)を蓄積させることとなり、安定的で堅固な喜びや幸せを願いながら何時も取り逃がし、[所有の次元の事物]がもたらす短命で一時的な感覚的作用に過ぎない喜びや幸せ感を欲し.依り処とし.魅入られ.執着.愛着しながら.常ならざる無常な世界を思い通りにならない不満や苦しみ(ドゥッカ)を蓄積させながら彷徨っているのです…
だから世の中には苦や不満を原因とする問題や事件が絶えないのです…
人間の本質はドゥッカ[不安定さ.不完全さ.恐怖.不安.生きる苦しみ.悩み.哀しみ.痛み.儚さ.弱さ.脆さ.空しさ.欲望…]であり…であるからこそ喜びや幸せ安定を求めずには居られないのです…
だから堅固な喜び(大楽)やこよなき幸せを得られれば.煩悩(存在欲の化身)や渇愛(欲望)などに翻弄されることがなくなり、安定(スカ)して幸せに生きていく事が出来、執着心により繋ぎ止められていた継続の輪(輪廻転生)から解脱(解放)できる道を説いているのが.お釈迦さまが説かれた仏教であり仏道なのです…
それは無明の闇の中を手探りで盲目的に生きている全人類に対ってカルナ.マイトリー(慈悲心.友愛)から説かれたものであり、信者獲得や崇拝のため. 染脳(洗脳)して信じ込ませる為のものとは無縁な仏の教えなのです…
目覚め(覚醒)
乗り越え(超越)
解き放て(解放)