正活のすすめ

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正活のすすめ
正活とは.苦を乗り越えて平安.歓喜.悦楽.こよなき幸せを得る為の正しい生活のすすめ[八正道]であり、[苦集滅道]を真に理解する事による[楽集生道]の活き方のすすめである。
「四聖諦から正四聖諦へ」
世の中では婚活.就活.終活.妊活...と活き方について.色々な新語が造られているが、人は皆、喜び.快楽.幸せを求めて何かしらを拠り処(精神的支柱)として辛うじて便宜的な一時的な安定を得ては.再び不安定へと戻ってしまうという生活をくり返している。
苦しみを造り出しているのが、[何々的生活]という所有への愛着.執着である事に気付く事もなく。

⭕人が真に幸せへと至る道が在るとすればそれは自分の事ばかり考えている[自分]に気付き、先ず.その十分の一から他の生命へ労りの心を振り向けてゆく努力である。
「お互い様とお陰様」「競争から共存」

【 中道 】
苦あれば楽あり、苦があるから楽が有るのであり、楽があるから苦がある。
一如の現象的感覚を分別して捉えているだけであり、両極への執着を乗り越えた処に堅固な安定(スカ・平安.悦楽.静逸.歓喜)が現れる.
それは丁度.ヤジロベーが安定支点を得る事により、両極への負荷や刺激による揺れにも安定を失う事がないが如し

●何故、頂乗仏教が必要なのか
虚無主義的な上座部も偏りであり、妄想的な密教も偏りであり、情緒的な信仰も偏っている。
頂乗なる真の仏教は、論理と情緒の中道の堅固なる安定(平安.悦楽.静逸.歓喜)を説くのである。

【 八 正 道 】
「☟ 八正道(智慧の章)」(慧)
http://blogs.yahoo.co.jp/bhagavat_buddha/66120873.html
「☟ 八正道(戒律の章)」 (戒)
http://blogs.yahoo.co.jp/bhagavat_buddha/66121771.html
「☟ 八正道(禅定の章)」 (定)
http://blogs.yahoo.co.jp/bhagavat_buddha/66122875.html

〇十二縁起(因果律) 
「此れ有れば 彼れ有り」
「此れ無くば 彼れ無し」
「此れ生ずれば 彼れ生ず」
「此れ滅すれば 彼れ滅す」
無明(妄念)⇒ 行(欲求の動機)⇒ 識(欲求の意識)⇒ 名入(選択)⇒六処(六根)⇒ 触(接触)⇒ 受(感受)⇒ 愛(愛憎・渇愛)⇒取(取捨)
⇒有(所有)⇒生(生の所有)⇒老死(老化虚無)    
◆十二縁起の順観・逆観  

⭕因縁起果報
一切万象 自業自得
一切万法 自因果応報
衆生 心を浄めたまし
貧しき心 浄めたまし
卑しき心 浄めたまし
愚かし心 浄めたまし
衆生 徳を積みたまし
衆生 無明を晴らしたまし
衆生 虚妄を目覚めたまし
衆生 自我を捨てたまし
衆生 愛着を超えたまし
衆生 暗愚に気付きたまし
衆生 軛を解きたまし